さて、出雲駅伝2018が迫り、全日本大学駅伝2018も控えている今日この頃、
昨年度の出雲までは優勝候補としての実力はあるのにダークホース的な存在だった
神奈川大の全日本大駅伝の優勝で一躍その大学名が
知れ渡ることになりました。

が、箱根駅伝2018ではまさかの失速。
やはり、箱根の山では何があるのかわかりませんね。

神奈川大の監督、である大後監督は来月10月13日の
箱根駅伝2019予選会と全日本大学駅伝2018に全力を注ぐために、
ある作戦を練っているようでした。

その注目すべき箱根駅伝2019予選会の優勝候補x
神奈川大(神大)注目選手
注視すべき区間配置と順位予想まで追ってみましょう。

箱根駅伝2019の神奈川大の区間オーダーの予想は
こちらからどうぞ。

箱根駅伝2019予選会x優勝候補x神奈川大(神大)における最新の注目選手情報について




神奈川大鈴木健吾選手を
外して出雲駅伝のスピードレースに出走しました。
そう、昨年は全日本大駅伝に集中するためにわざと大エースを試合から外したと
大後監督は言われていたようでした。

昨年9月の今頃は、世田谷陸上記録会では5000mで主力は軒並み13分50前後を叩き出すという
実力を発揮してます。

2017年9月30日5000m19組
・山藤 13分46秒(神大記録) 2018年現役!
・荻野 13分48(神大記録) 2018年現役!
・越川 13分57(神大記録) 2018年現役!

大きな主力が今年は、
大塚選手、大川選手、鈴木祐希選手,鈴木健吾選手の4人も抜けてしまい、
有望な新人が多数入学するも、2017年度と比較すると大幅なパワーダウンは否めません。

そこで、箱根駅伝2019予選会を勝ち抜きx優勝候補として名乗りたい、
神奈川大の最新の注目選手をご紹介します。
神奈川大には予選通過を決めるための重要なキーマンがいます。

箱根駅伝2019予選会x優勝候補x神奈川大注目学生長距離界の絶対的エースの4年山藤篤司選手

箱根駅伝2019予選会でも大暴れし、
神大いやほいがまた流行するのでしょうか。

この、箱根駅伝2018の2区鈴木健吾選手に襷を渡しているのが、
神奈川大エースの山藤選手です。
偉大な学生長距離界エースだった鈴木健吾選手がいない中で、どれだけ上位に食い込めるのか、
神大の総力が問われていますね。


出典:山藤選手twitterより転載

続きまして、神奈川大注目のダブルエース3年の山藤選手です。
出雲駅伝は1区区間2位、全日本大学駅伝でも1区を区間4位と
確実につないでいます。

2017箱根駅伝でも1区区間4位と堅実ですし、
今年はさらに力を伸ばしていますので2018箱根駅伝
1区区間賞候補でもあります。スピードとスタミナが抜群です。
5000mベストも13分46秒、10000mベストも28分29秒
と東海大の鬼塚、關選手などの黄金世代にも負けてません。

tweetを見ていると、割とお茶目な性格なのかもしれませんが、
勝負どころではかなりの強さを発揮してきました。

試合では東海大3年鬼塚選手と同等くらいの実力はあるのかなと思われますが、
昨年の全日本大学駅伝2017では、1区で山藤選手が勝ちました。
鬼塚選手が前半からハイペースでリードしてしまったので
それをうまく利用して力を蓄えていた山藤選手の勝ちでした。

箱根駅伝2019予選会では、
チームを予選通過させるため、個人優勝そしてチーム総合優勝を狙うため、
大きな貯金を作る仕事がエース山藤選手の仕事ではないかと思われます。

が、神奈川大大後監督がある記事で語っていたように、
今年の神大は箱根駅伝の予選会と全日本大学駅伝2018の出場が確定しており、
主力の2/3は箱根駅伝予選、1/3は全日本大学駅伝2018に合わせたスピードトレーニングをし、
選手選抜を検討しているとのことでした。

予選会はただ通過すれば良いということであれば、
山藤選手は全日本大学駅伝2018だけの出場ということも考えられますが、
予選会を山藤選手抜きではかなり不安です。

大後監督の采配次第ですが、
予選会のハーフ後3週間もあれば、山藤選手は体力的に問題がない
という判断であればどちらも出走濃厚かと思われます。

(以前の東海大が箱根予選会に出ていた時は、
主力選手はほとんどどちらにも出てましたね。
箱根駅伝2015予選会で総合3位となった東海大は、
全日本大学駅伝2015にも出場し東海大は5位でした。)

いずれにせよ出走であれば期待できる選手ですので、
注目選手となります。

神奈川大注目の学生駅伝の追い風が特に大好物の3年越川堅太選手


出典:twitterヨッシー@yk43150_4さんより転載

続きまして、1年生で箱根駅伝2017は3区を担当していた越川堅太選手です。
今年の2017箱根駅伝では3区を区間15位と、ふるいませんでしたがそれから奮起。
今年の全日本大駅伝で5区を区間賞で走破。追い風に乗り、そのスピードは
東海の湊谷選手に20秒の差をつけ一気に箱根主力入りへ名乗りを上げ、
人気も爆発。

全日本駅伝2017の神奈川大優勝の立役者になりました。
2018箱根駅伝では、前回同様3区に出走しましたが、
区間11位と今ひとつ乗り切れなかったようです。

5000mベストも13分台の記録もあり、実力も充実してきたはずです。
3区の追い風に乗り、一気に区間賞候補に名乗りを挙げるかもしれません。
まだまだ成長途中の越川選手、注目ですね。

神奈川大注目の今季絶好調でエース格に殴り込みで頼れる4年の多和田 涼介選手



続きまして、4年生の多和田 涼介選手です。
神大で3大駅伝に出場している数少ない経験者です。
今期も自己ベストを更新し調子は良さそうですね。

第68回平成国際大学競技会
5000m
多和田 涼介 14.04

関東学生網走夏季記録挑戦競技会
7月15日(日)
10000m
多和田 涼介 30.08

神奈川大注目の今季絶好調でエース格に殴り込み!頼りたい3年の安田共貴選手


続きまして、3年生の安田共貴選手です。
今年は、関東インカレ2部でブレイクしました。

第97回関東学生陸上競技対校選手権大会 5月
関東インカレ2部
6着入賞 安田 共貴 65.11

関東学生網走夏季記録挑戦競技会
7月15日(日)
28着 安田 共貴 30.46

と、徐々に力が付いてきた印象ですね。
安田共貴選手が神大エースに名乗り上げる日も近そうです。

神奈川大注目の今季絶好調で次世代神大エース格?2年の北﨑拓矢選手



続きまして、2年生の北﨑拓矢選手です。

今年は、関東インカレ2部でブレイクしました。

第262回日本体育大学長距離競技会
4月21日(土)・22日(日)
北﨑 拓矢 29.40 PB

第97回関東学生陸上競技対校選手権大会 5月
関東インカレ2部
10着 北﨑 拓矢 65.31

第68回平成国際大学競技会
6月23日(土)
北﨑 拓矢 14.13 PB

と、徐々に力が付いてきた印象ですね。
神大エースに名乗り上げる日も近そうです。

神奈川大注目の今季絶好調で次世代神大エース格で3000mSCスペシャリストの荻野太成選手

箱根駅伝2018では体調不良で、5区最下位となってしまい
ましたが、リベンジに燃えているはずです。
今期は3000mSCに絞ってのトラックーシーズンでしたが、
学生駅伝の経験者ですので、頼れる実力者です。

全日本大学駅伝2017
3区区間5位 荻野 太成 27分34秒

第66回兵庫リレーカーニバル
4月21日(土)・22日(日)
荻野 太成 8.42

第97回関東学生陸上競技対校選手権大会
2部 3000mSC
優勝 荻野太成 8.52

Meeting international d’Athletisme de la Province he Liège
(ベルギー リエージュ)
7月18日(水)
荻野 太成 8.38

3000mSCは本当に絶好調でした。
神大記録のはずです。

箱根駅伝2019予選会では、これらの神大注目選手が
活躍し予選通過、そして箱根で暴れる可能性もありますよね。

以下は、箱根駅伝2018で盛り上がった神大の予想でした。
ご参考までにどうぞ。

2018箱根駅伝優勝候補x神奈川大注目選手区間配置順位予想について

2018箱根駅伝優勝候補x神奈川大の注目選手7人をご紹介しましたが、
正直まだまだご紹介足りませんので追ってご紹介して行きたいですね。

また、注目の2018箱根駅伝区間配置と順位予想です。
悩んでますが、私の妄想で記載しちゃいます。
また、本情報は現状になります(2018年1月1現在)。

(削除線は私の予想がはずれてエントリーされたため修正の意味で、
そのままにされているのは当日変更で走るだろうと予想しています。)

2018箱根駅伝の区間配置と順位予想
1区山藤選手   区間2位
2区鈴木健吾選手 区間賞
3区越川選手   区間3位
4区大塚荻野選手   区間3位
5区荻野大塚選手   区間6位
往路優勝

6区安田鈴木祐希選手 区間3位
7区多和田安田選手   区間5位 
8区西田選手    区間4位
9区北崎大川選手 区間3位
10区鈴木祐希多和田選手 区間4位
神奈川大総合3位

神奈川大は総合3位と予測。
平地のスピードスターだと思っていた荻野選手が山を登るのが前提で不安ですが、
往路は余程のことがない限り往路優勝もしくは3位以内に
食い込んできそうかなと感じています。
鈴木健吾選手が66分台で往路メンバーもベストであれば、かなりの可能性ありですね。

また、12月10に監督トークバトルもありましたので、
そこで神奈川大の大後監督も吠えていたようですのでどうぞ。

箱根駅伝の恒例の監督トークバトルで神奈川大の大後監督が熱くてヤバすぎ?

まずは大後監督の監督記者会見とトークでの内容をまとめておきます。

神奈川大・大後栄治監督 <記者会見内容>
昨年度12年ぶりにシード権を取ることができました。
特徴は8名の4年生全員がエントリーできたことです。
私は30年くらいやっているのですが、
4年生が全員エントリーできたのは初めてのことだと思います。

4年生全部が入りますと大変雰囲気が良いです。
締まるような雰囲気で今は過ごさせていただいています。
キーマンはこの8名の4年生全員になろうかと思います。

それぞれのタイプ、レベルはありますけれども、
本当に今年は4年生のチームだなと思います。

全日本では上手くいきましたが箱根は別物だと思っていて、
どこが最後に抜け出すのか全く予想できない状態で。
その中でも何とか往路を1番にゴールしたいなという希望と、
総合で何とか3番以内では入っていきたいなと、最後の3週間調整していきます。
出典:SportsNavi,https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201712100005-spnavi

神奈川大は4年生、3年生、2年生が強いですし、
特に4年に主力が固まっていますので全員エントリーにはご満悦
のようです。

<大後監督トークバトルで>
鈴木健吾(4年)山藤篤司(3年)これはいきますよ。
はっきりいって1区、2区いきます。
とにかくハイペースに持ち込みたい。1区2区でガンガンいきたいと思っています
出典:http://news.livedoor.com/article/detail/14010486/

<レース展開について>
神奈川大・大後監督(東海大)選手層に厚さがある。
あれだけの選手を、どういう配置をしてくるのか…読めない。
それを聞きたかったが、両角監督は帰ってしまった。
出典:日刊スポーツ,https://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/201712100000699.html

2018箱根駅伝では、1区山藤2区鈴木健吾ということですので、
何もなければ順当に配置するでしょう。なかなか嘘がつけない方だと思います(笑)。
1区ハイペース狙いですが、どうでしょうね、東海大も鬼塚選手であれば無理に
引っ張らないのではと思います。それは山藤選手もわかっているはずです。

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