【箱根駅伝2020x東海大x総合優勝への展望】5月までの最新結果まとめと今後の展望と鬼塚x阪口x關x松尾x館澤x小松x中島の黄金世代の調子と新戦力は?

まずは、4月までの総括から。
箱根駅伝2019は総合優勝で幕を閉じた東海大。
メディアでは青学か東洋かという流れで全く予想されていませんでしたが、
昨年10月以降の東海大の競技への取組からは、「もしや優勝あるかも」とは
感じておりました。

故障者続出の夏合宿からの総合優勝は改めて感服しましたね。

優勝後は、優勝パレードや報告会で忙しかった
ようですが、練習も継続してこなしているようです。

さて、4月までの大会は、
都道府県対抗駅伝や丸亀ハーフ、
福岡クロカン、立川ハーフとそれに東海大主力組は
海外へ武者修行とかなりアグレッシブでした。
そして、トラックシーズンに向けても順調にトレーニングが
できたようです。箱根での脚作りも功を奏したのでしょう。
トラックと箱根の両立を実現した東海大スペシャルメソッドが
確立してきて、このまま来年も2連覇と邁進しそうですね。

阪口選手、鬼塚選手、關選手、館澤選手は2月から2ヶ月間
米国へ合宿。他のメンバーは国内で調整を進めつつ、
3月中旬には強化海外合宿で主力が合流という流れですね。
この傾向から、2019年度は、箱根制覇からのトラックの完全制覇も
狙っていることでしょう。


フルマラソンの日本記録保持者である大迫選手らとも
練習した鬼塚選手。今年もエースとして東海大を牽引する。


3区で活躍した西川選手も海外合宿をこなした。
トラックシーズンも黄金世代が熱い!

また、松尾選手、塩澤選手、西田選手、關選手、館澤選手、
他箱根の主力組も海外修行へ行っておりさらなるパワーアップを遂げたようです。

海外志向は良いことだと思いますし、
トラックシーズンに向けてスピードを養成する
期間としても最適。

松尾選手は、日本学生ハーフマラソン選手権で62分24秒で6位でしたし、
海外修行の締めくくりの2019 Stanford Invitationalでは、

1500m 館澤選手 3分43秒41 1位
5000m 鬼塚選手 13分55秒81 14位
10000m 塩澤選手 28分37秒15 12位
10000m 松尾選手 29分07秒79 18位
3000mSC 阪口選手 8分44秒94 10位

総じて好調でした。
海外の第22回世界大学クロスカントリー選手権大会
に出場した小松選手は、35分24秒と絶不調に見えますが、
コースがかなり悪路でしたので参考までに。

ちょっとした障害走のコースにも見えますが、
開催国が違えばコースが違うのはなんともいえなですね。
これを世界の学生クロカンコースとするのはかなり酷ではないでしょうか。
そういえば、東海大出身で過去に世界大学クロカンで3位に入った元村OBの時は、
ポーランド開催でしたか、今回はデンマークなのでお国に依存しているのでしょうかね。
鬼塚選手も参加資格はありましたがStanford Invitationalへ出場。

また、3月の立川ハーフでは、3年生からも
米田選手、鈴木選手も63分台に乗せてきています。
2年生の層が薄いですが、今年の夏合宿などを通して市村選手、
吉富選手などさらに伸びてほしいですね。
1年生注目は1500mの飯澤選手でしょう。
館澤選手のようなロングランとの両立できるでしょうか。
トラックの大会結果も見てゆきます。

箱根駅伝2020シード校で優勝候補の王者東海大はトラックの制覇を目指す4月の結果と記録

4/6 第36回東海大学・日本大学対校戦

1500m対校
飯澤 千翔 1年・体育 3分45秒64 1位 PB 大会新
館澤 亨次 4年・体育 3分46秒01 2位 大会新
木村 理来 4年・教養 3分50秒85 3位

5000m対校
米田 智哉 3年・体育 14分29秒72 1位
河野 遥伎 4年・教養 14分32秒48 2位
本間 敬大 2年・体育 14分33秒87 3位
西田 壮志 3年・体育 14分39秒14 4位

5000mOP
竹村 拓真 1年・情工 14分35秒57 1着
羽田 智哉 4年・ 文 14分40秒71 2着
佐藤 俊輔 1年・体育 14分40秒85 3着
吉冨 裕太 2年・体育 14分48秒76 4着

3000mSC対校
阪口 竜平 4年・体育 8分49秒72 1位 大会新
富山 直弥 1年・体育 9分09秒54 2位

かなり力の差が日大と出ていたようですので、
タイムは低調ですが、2年本間選手、ルーキー飯澤選手、
竹村選手、佐藤選手も走れていますね。
阪口選手は余裕で8分49とのこと。

第35回日本平桜マラソン 期日:4月7日(日)

22.8km
鈴木 雄太 3年・ 文 1時間13分55秒 8位
名取 燎太 3年・体育 1時間13分55秒 9位

こちらは焼津みなとマラソンに
向けた調整のようでした。

4/14 第55回四大対校陸上競技選手権大会

1500m対校
飯澤 千翔 1年・体育 3分51秒16 1位
小松 陽平 4年・体育 3分52秒72 3位

1500mOP
西川雄一朗 4年・体育 3分53秒86 1着
花牟礼隆太 1年・体育 4分05秒74 6着

5000m対校
塩澤 稀夕 3年・体育 14分04秒90 2位
上村 亮太 3年・体育 14分29秒89 6位

5000mOP
市村 朋樹 2年・体育 14分29秒34 1着

10000mOP
佐藤 俊輔 1年・体育 29分58秒47 2着 PB

5000mに塩澤選手が走り、14分1桁でゴール。
調子は良さそうです。1500mの飯澤選手も1位を死守。
インカレに出てこれるでしょうか。

第34回焼津みなとマラソン 期日:4月14日(日)

大学対抗 ペアマラソン(ハーフ)
名取 燎太 3年・体育 1時間03分04秒 1位 PB 大会新
松尾淳之介 4年・体育 1時間03分10秒 2位 大会新
西田 壮志 3年・体育 1時間03分27秒 3位

ハーフ(個人)
鈴木 雄太 3年・ 文 1時間04分40秒 1位
中島 怜利 4年・体育 1時間06分40秒 4位

大学対抗 ペアマラソンはまたも優勝。
インカレハーフのエントリー候補も確定でしょうか。
4年生、3年生は好調を維持。

第269回日本体育大学長距離競技会

期日:4月20日(土)・21日(日)
1500m
鬼塚 翔太 4年・体育 3分44秒46 18組 1着 PB

5000m
松崎 咲人 1年・体育 14分49秒05 13組 1着
竹村 拓真 1年・情工 14分26秒18 19組 4着
宇留田竜希 1年・体育 14分32秒54 21組 19着
小松 陽平 4年・体育 14分03秒68 22組 2着
西川雄一朗 4年・体育 14分12秒76 23組 15着

1500mに鬼塚選手が出場し、自己ベスト。
さすがスピードが伸びてますね。
他は、5000mにルーキーと4年生。
期待の松崎選手含めルーキー全員14分台。
小松選手、西川選手も14分前半とまずまずですね。

第67回兵庫リレーカーニバル

4/21
GP1500m
木村 理来 4年・教養 3分47秒68 4位

GP3000mSC
阪口 竜平 4年・体育 8分37秒48 1位

阪口選手は好調を維持。
東京オリンピックの参加標準記録の8分22まであと15秒ときています。
社会人も抑えての優勝はでかいですね。
まずは8分29切りの世界陸上への参加が照準でしょうか。
20秒を切って塩尻選手に勝ちたいという思いもあります。

第23回アジア陸上競技選手権

 
期日:4月23日(火)・24日(水)
1500m予選
館澤 亨次 4年・体育 3分49秒31 2組 5着

1500m決勝
館澤 亨次 4年・体育 3分44秒70 5位

アジア陸上に出場した館澤選手は5位と
結果を出していますね。

館澤選手の敵は館澤選手です。
自己ベストの3分40秒49を超える走りを常に
できればアジアトップ、そして世界も見えてきますね。

第53回織田幹雄記念国際陸上競技大会 期日:4月27日(土)
5000m
鬼塚 翔太 4年・体育 14分08秒71 8位

第30回ゴールデンゲームズ(GGN)inのべおか

 期日:5月4日(土)
1500m
飯澤 千翔 1年・体育 3分42秒07 1位 PB
館澤 亨次 4年・体育 3分43秒96 2位
木村 理来 4年・教養 3分47秒86 6位

5000m
西川雄一朗 4年・体育 14分05秒17 E組 2着
小松 陽平 4年・体育 14分29秒02 B組 22着
鬼塚 翔太 4年・体育 13分42秒94 A組 5着
關  颯人 4年・体育 14分05秒01 A組 17着
阪口 竜平 4年・体育 14分15秒82 A組 20着

GGN5000mでは、4年生が出場。
鬼塚選手上がってきましたね、13分42と13分台に突入。
西川選手、關選手も14分1桁と徐々にあげてきました。
阪口選手は若干遅れましたが、基本調子は良いとのことで
調整を継続。

まとめ

海外組については、今年も疲労もある中走れてはいるので
疲労抜き含め順調に調整は進んだと見て良さそうです。
昨年より状態も良さそうですね。
力強さを増してきた鬼塚選手はさらに安定してきました。
今後に弾みがつきそうですね。
阪口選手の3月の月間走行距離が900kmを超過したとのことで、
箱根前よりも走り込んだ走力で圧倒してくれそうです。
まずは、セイコーゴールデングランプリ陸上 2019 大阪で
どこまで世界と戦えるかでしょうか。

3000mSCにおける記録更新は目が離せないですね。
東海大としてはインカレのハーフと5kmは目処がつき、10kmはどうなるのか
気になりますね。

もう、史上最強の練習メニューとかになって
ないですかね。。

関東インカレ2019の出場選手の予想

1500m
飯澤 千翔
館澤 亨次
木村 理来

5000m
鬼塚 翔太
關 颯人
阪口 竜平 → 西川雄一朗?

10000m
塩澤 稀夕
小松 陽平
西川 雄一朗

ハーフ
名取 燎太
松尾 淳之介
西田 壮志

3000msc
阪口 竜平

こんな感じですかね。
あとは調子次第。

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