【全日本大学駅伝2019x箱根駅伝2020直前最終章!】5強(國學院大x駒澤大x東洋大x東海大x青山学院大)x優勝候補の展望と注目選手の順位予想について!前回8位以内の大学はシード校として出場するよ。

さて、来年の箱根駅伝2020の前哨戦最終章となる
全日本大学駅伝伝2019が、
2019年11月3日の文化の日(開始時間:8時5分)に開催されます。
例年いつなんだろうか?と思いますが、文化の日の8時5分の朝日テレビです。

箱根駅伝2020の予選会[第96回]の1週間後の開催となり、
今年の箱根駅伝2020の予選会の開催が1週間遅くなっており、
今年の予選会に参加した大学は苦労することになってますね。
東京国際、明治大、早稲田、日体大などはかなり大変なスケジュールです。
なので、東京国際は両方に耐えられる脚を作ったとありましたが結果やいかに。

さて、コースはおなじみの以下のものです。

熱田神宮西門前(名古屋市熱田区神宮) → 伊勢神宮内宮宇治橋前(伊勢市宇治館町)  8区間 106.8km
第1区 9.5 ㎞  熱田神宮西門前 → 愛知県・名古屋市港区藤前(ファーストカーゴ前)
第2区 11.1 ㎞ 名古屋市港区藤前 → 三重県・桑名市長島町(長島スポーツランド前)
第3区 11.9 ㎞ 桑名市長島町 → 四日市市羽津(霞ケ浦緑地前)
第4区 11.8 ㎞ 四日市市羽津 → 鈴鹿市林崎町(ファミリーマート鈴鹿林崎町店前)
第5区 12.4 ㎞ 鈴鹿市林崎町 → 津市河芸町(ザ・ビッグエクストラ津河芸店前)
第6区 12.8 ㎞ 津市河芸町 → 津市藤方(ベイスクエア津ラッツ)
第7区 17.6 ㎞ 津市藤方 → 松阪市豊原町(JA松阪前)
第8区 19.7 ㎞ 松阪市豊原町 → 伊勢神宮内宮宇治橋前

出雲駅伝と比べれば約2倍の距離であり、
10km以下の1区から徐々に距離が伸びてゆき、
7区、8区とロング区間へと移行します。

昨年は、7区までデッドヒートした青学vs東海の勝敗が
分かれており、最後まで隙がないチームが優勝を味わえるそんなレースでした。
全体の35%を占めるロング区間への対応が1つ鍵となります。

各地区学連から参加するチーム数は17チームとし、
各地区学連の代表数は以下の通りとする北海道1、東北1、関東7、
北信越1、東海2、関西3、中国四国1、九州1
総出場数はシードの8チームと上記の17チーム及びオープン参加の
日本学連選抜チーム(東海を除く全国7地区学連および日本学生陸上競技連合による選抜)、
東海学連選抜チームを含めた27チーム

ということになってます。

関東学連では年初の前回大会で8位以内のシード権を
獲得した大学は自動的に出場権利があります(出場拒否は可能)。

チーム編成も、監督1名、マネージャー1名、選手13名
の合計15名ですので出雲の時より余裕があります。
また、当日変更も3人まで可能ですので各校エースを隠しつつ、
秘密兵器も隠しつつ、そして各校の配置を伺ってから
当日変更といった運びになります。

さて、今年は5強と先に言ってきましたが、
やはり出雲でそれは間違いないだろうと確信になりました。

全日本駅伝では、出雲4位に沈んだ東海大も
出雲のアンカー西田選手の猛烈な追い上げなどあり、
距離が長くなる全日本駅伝ではその脅威をより味わえるのではないかと考えます。

國學院は6人目以降は層の薄さが気になりますね。
それをカバーするくらいエース土方、浦野選手達がリードするレースができるかでしょうか。

東洋大もそつなく繋げるメンバーが揃っていますが、
エース相澤選手がどこを走るかでしょうか。
前回大会はアンカーに配置し逆転を狙いましたが、序盤の遅れが響いて3位と
トップ争いに絡めなかったことを酒井監督は悔やんでいました。

駒澤大も選手が揃ってきていますが、
7人目、8人目の選手に不安要素がないでしょうか。

今年の青学は、正直昨年程怖くはないと思います。

そんな5強のエントリーから見てゆきましょう。

全日本大学駅伝2019x東海大の区間エントリーと当日変更予想

1区=小松陽平〈4〉

2区=西川雄一朗〈4〉

3区=塩沢稀夕〈3〉

4区=阪口竜平〈4〉

5区=市村朋樹〈2〉

6区=松崎咲人〈1〉

7区=松尾淳之介〈4〉

8区=名取燎太〈3〉

補欠=鬼塚〈4〉、郡司〈4〉、関〈4〉、鈴木〈3〉、西田〈3〉

ということになってます。
が、当日変更があると思いますね。

ポイントは、4区、6区となりそうですが、
阪口選手も不安要素はありながらも復調しているのであれば
そのまま走りそうですね。
ただ、両角監督といえ1回外した選手は連続では使わない
ように思いますので、ここは入れ替えてくる可能性が高いでしょうか・・・。

4区といえば昨年は西田選手が走りましたので、
実績と相性が良さそうなので私は西田選手が来ると見ています。

そして、6区は松崎選手で絶好調なら可能性はありそうですが、
6区も昨年は郡司選手が走っており相性も良さそうですし、
本人も絶好調だと思われますのでここに来るでしょうか。

さて、7区、8区はよほどのことがない限りは、
松尾、名取選手で行くでしょう。
ずっと長距離でロング耐性がある選手をこれまでに育成してきた
監督です。満を持しての配置ということで。
最近はしっかりロング区間の育成もしてきますね。

当日の区間エントリーの予想ですが、
1区=小松陽平<4>

2区=西川雄一朗<4>

3区=塩沢稀夕<3>

4区=西田壮志<3> 阪口?

5区=市村朋樹<2>

6区=郡司陽大<4>

7区=松尾淳之介<4> 西田?

8区=名取燎太<3>

阪口選手が絶好調でポイント練習も外していない
ようでしたら、4区阪口、6区郡司、7区西田でもありかなと。

現状、この並びがベストなのかもしれませんが、
黄金世代の襷渡しがなかなか完璧には揃わないですね。
そういえば、關選手や鬼塚選手も走れる状態にあると思いますが、
両角監督が箱根に専念させるのでしたら無理なエントリーはないかなと。

8区まで希望を残せる強いエントリーですが、やはり序盤4区までの出来が鍵でしょうか。
小松選手が1区でぶっちぎるとさらに面白いですが・・。
1区ってどうなんだろうかとは思いましたが、よほど調子も良いのでしょう。
インスタでも「絶好調な小松選手が来ました」とありましたので。

全日本大学駅伝2019x青山学院大の区間エントリーと当日変更予想

1区=湯原慶吾〈2〉

2区=岸本大紀〈1〉

3区=神林勇太〈3〉

4区=松葉慶太〈3〉

5区=中村唯翔〈1〉 

6区=中村友哉〈4〉 

7区=竹石尚人〈4〉

8区=飯田貴之〈2〉

補欠=鈴木〈4〉、吉田祐〈4〉、生方〈4〉、吉田圭〈3〉、大沢〈1〉

青学は出雲と同じ湯原&岸本選手を2区までに
配置。3区も神林選手で変更ないかと。

原監督は、ダブル吉田、鈴木らは投入する、
と名言されているようですので、

個人的に以下になると区間エントリーの
予想をします。

1区=湯原慶吾〈2〉

2区=岸本大紀〈1〉

3区=神林勇太〈3〉

4区=鈴木塁人〈4〉

5区=吉田祐也〈4〉

6区=吉田圭太〈3〉

7区=竹石尚人〈4〉

8区=飯田貴之〈2〉

3名を配置しました。
流れを作りたいので4区スピード区間と見ていますので、
鈴木選手で流れを掴みたい。
5区、6区は昨年同様でダブル吉田に踏ん張ってもらう。
特に、ロング区間直前となる6区までにトップを狙える位置にいることが重要ですね。

竹石選手も出雲の結果を見ると若干不安要素がありそうですが、
ロング区間であれば行けるかな。。
7区までに貯金がなければ優勝は厳しいかもしれない。
「失敗しないですから」大作戦ですので、負けられないですね。

全日本大学駅伝2019x東洋大の区間エントリーと当日変更予想

1区=渡辺奏太〈4〉

2区=渡辺 駿〈3〉

3区=蝦夷森章太〈2〉

4区=今西駿介〈4〉

5区=西山和弥〈3〉

6区=前田義弘〈1〉

7区=吉川洋次〈4〉

8区=宮下隼人〈2〉

補欠=相澤〈4〉、定方〈4〉、久保田〈1〉、児玉〈1〉、古川〈1〉

相澤選手を外して来ましたが、
監督の言葉を参考に考えますと・・。

東洋 酒井監督
「1区も重要だが、距離が短いが、2区、3区も重要だと思っている」。

とのことでして、1区に相澤選手は配置しないのではないかと
思います。渡邊選手もどこまで戻しているのかも謎ですので、
東洋の1区〜3区がやや鬼門な気がします。
出雲記録会に補欠メンバーを出さなかったのは、
もしかすると出せなかったのではないかとも思えますね。

監督は、1区は変えないと出たようですので、
1区は変更なしとしましょう。

2区=渡辺 駿〈3〉
3区=蝦夷森章太〈2〉

このどちらかで相澤選手を投入し、
トップに立ちたいと思っているはずです。3区は他校力を入れますので、
3区なのかなーと・・。

2区も思い切って調子が上がっているルーキーの投入もあるかも
しれませんね。酒井監督の采配いかに・・。

出雲駅伝3区では、
相澤(東洋大)23:46 区間新
田澤(駒澤大)23:54 区間新
浦野(國學院大)23:57 区間新
吉田圭(青学大)23:58 区間新
レメティキ(拓殖大)24:08 区間新
塩澤(東海大)24:09 区間新

ということで、差をつけられたくない相手は、
東海大だと思いますので、東海3区は塩澤選手が配置されており、
全日本2区には、相澤選手が来るのではないでしょうか。

定方選手も使いたいはずなので、
彼は6区かなと見ていますが、果たして・・・。

個人的に以下になると区間エントリーの
予想をします。

1区=渡辺奏太〈4〉

2区=渡辺 駿〈3〉 児玉、古川?

3区=相澤晃〈4〉

4区=今西駿介〈4〉

5区=西山和弥〈3〉

6区=定方駿〈4〉

7区=吉川洋次〈4〉 定方?

8区=宮下隼人〈2〉

吉川選手が無事戻して来ているのでしたら、
このままでしょうけど、もし復調していないようであれば、
定方選手が7区かもしれませんね。
ということで、ルーキーの誰かが出走する可能性はありそうですね。
優勝争いをするためには、1、2区と5区以降に不安要素ありと見ますので厳しいかもしれません。
7区までにトップにいて1分30秒位あれば勝てそうです。
んー、若干厳しいでしょうか。

全日本大学駅伝2019x國學院大の区間エントリーと当日変更予想

1区=島崎慎愛〈2〉

2区=藤村遼河〈3〉

3区=川崎康生〈1〉

4区=中西大翔〈1〉

5区=青木祐人〈4〉

6区=中西唯翔〈1〉

7区=河東寛大〈3〉

8区=土方英和〈4〉

補欠=浦野〈4〉、茂原〈4〉、森〈3〉、殿地〈2〉、藤木〈2〉

中西、河東選手は出雲記録会で、
中西 14分15
河東 14分24
藤村 14分32

と、調子を上げている中西選手はそのまま配置かなと
思いますね。
また、10km28分台の1区島崎選手もそのままかなと。

2区は茂原、3区に藤木選手でどうでしょうか。
7区に浦野選手かなと読んでいます。

個人的に以下になると区間エントリーの
予想をします。

1区=島崎慎愛〈2〉

2区=茂原大悟〈4〉

3区=藤木宏太〈4〉

4区=中西大翔〈1〉

5区=青木祐人〈4〉

6区=中西唯翔〈1〉

7区=浦野雄平〈4〉

8区=土方英和〈4〉

こんな感じでしょうか。
6区までに上位争いをして、ロング区間で
一気に追いつき追い越す作戦ではなかろうかと思います。
序盤の出来次第で出雲の再来なるでしょうか。
2、3区間で不安要素はありそうですが・・・。

全日本大学駅伝2019x駒澤大の区間エントリーと当日変更予想

1区=酒井亮太〈1〉

2区=小林 歩〈3〉

3区=小島海斗〈3〉

4区=伊東颯汰〈3〉

5区=中村大成〈4〉

6区=加藤 淳〈3〉

7区=中島隆太〈1〉

8区=山下一貴〈4〉

補欠=中村大聖〈4〉、神戸〈3〉、石川〈2〉、田澤〈1〉、山野〈1〉

さて、出雲駅伝で優勝を逃した駒澤も攻めまくる
駅伝はして来るでしょう。
出雲躍進の立役者である田澤選手、中村選手も入れるはず。

出雲記録会で調子の良かった、神戸〈3〉も補欠に入れており、
どこに入れて来るのかも面白そうです。

個人的に以下になると区間エントリーの
予想をします。

1区=神戸 駿介〈3〉

2区=小林 歩〈3〉

3区=田澤 廉〈1〉

4区=伊東颯汰〈3〉

5区=中村大成〈4〉

6区=加藤 淳〈3〉

7区=中村大聖〈4〉

8区=山下一貴〈4〉

序盤に完全に流れを掴むためのエントリーということで、
1区に調子が上がっていそうな神戸選手を配置、
3区にスーパールーキーの田澤、
最後、7区に中村選手で維持して山下選手へ繋ぎたいですね。

1区は東海大の小松選手を配置してますのでここと差がないように
したいですから、出雲記録会で秒差の神戸選手で凌ぎたいですね。
3区で一気に首位を狙おうかという布陣です。
ちょうど8名だとうまく選手がハマりそうです。
東海大と並んで優勝争いの筆頭でしょう。

全日本大学駅伝2019の順位予想をしてみたよ

1位 東海大
2位 駒澤大
3位 東洋大
4位 國學院大
5位 青山学院大

チーム層が厚く、出雲より調子の良い選手を配置思想なので
東海大が有利とは見ています。駒澤もスーパールーキーの活躍次第で
上位への浮上は濃厚と見ます。東洋、青学、國學院は不安要素があると
見ましたので3位以下と予想しました。

個人的に勝手に予想していますが、
はまっているのかやっぱ走って見ないとわかりませんので明日のレースを楽しみにしたいですね。
どこも気負いなく頑張れ!!

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